ヴァイツェンという響きから、「ドイツ語っぽいな」と思われた方、イイ読みをされていますね!
まさにその通りで、元々ドイツの南方にあるバイエルン州(州都:ミュンヘン)で作られていたビールのことなんです。
主な特徴としては以下の点があげられるでしょう!
白ビールという意味でWeiβbier(ヴァイスビア:Weiβ=白)、地域によってはWeizenbier(ヴァイツェンビア:Weizen=小麦)と呼ばれているそうです。
一般的に、小麦を50%以上使用しているものをヴァイツェンと呼んでいます。特にドイツの法律では、Weizenbier/Weiβbierとラベルをつける場合は、50%以上の小麦麦芽を含んでいなければならないんだとか!
苦味のあるホップはあまり使われていなく、酵母が出すバナナやクローブ(香辛料の一つ)のような特有の香りが特徴です。
普段口にするようなビールとは、割とはっきりと「あ、味が違うな」とわかるようなビールだそうですよ♪
「普通のビールは飲めないけど、ヴァイツェンは別!」という女性の方もよく聞くように、苦味がイヤだな…と思っている方はまずヴァイツェンから試してみるのもひとつの手ですよ♪
一口にヴァイツェンといっても、様々な種類が作られていて、中には「ヴァイツェンのイメージと違う」といってしまうほど黒めの種類もあるようです。
ただ、ここではあまり細かいことは気にせずに「こんな種類もあるんだな」くらいに思っていただければと思います♪
もっとも一般的とされているタイプのヴァイツェンで、酵母をろ過して除去せずにそのまま飲むタイプなんです。
この無ろ過のタイプは見た目が少し濁っていて、口当たりがまろやかなのがポイント!
ちなみにヘーフェというのは、ドイツ語で酵母という意味なんだとか♪
デュンケル(Dunkel)とはドイツ語で「暗い」という意味で、黒いタイプのヴァイツェンです。
その見た目は燻製した麦芽をつかっているためで、それと同時に独特の香りも作り出しているそうです。
酵母をろ過したタイプのヴァイツェンビールで、クリスタルと呼ばれる通り、透き通った見た目が特徴です。ただ、ろ過していること以外は特に違った点はないようです。
わざわざドイツまで行ってまでヴァイツェンを飲むほど暇じゃない!という方、安心してください。
もちろん日本でも飲めますよ!ここでは、3パターンの入手方法を紹介しましょう♪
そりゃ、ドイツ料理店に行けば、ドイツのビールは売っていますよね!
普段はあまり行かないかもしれませんが、たまには変わり種も試したいところ。
この機会にドイツ料理のお店にがんばって挑戦してみてはいかがでしょうか?
近年クラフトビールが飲めるお店が増えてきていますよね。
なかに何十タップ(タップとはビール樽の栓のこと)と用意しているお店もあるのをご存知でしょうか?
東京都内をはじめ続々と全国で広がってきているので、この機会にチェックしちゃいましょう!
その手がありましたね(笑)
ヴァイツェンも扱っている醸造所はたくさんあるのですが、なかなか地元で飲めないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときはネット通販を上手に活用しちゃいましょう!
いかがでしたか?ヴァイツェンビールについてイメージがわいてきたでしょうか。いろいろとかいてきましたが、ポイントは、
ドイツ生まれの小麦(白)ビール
苦味が少なくバナナのようなフルーティな香り
ということです。
そもそも無理をして苦手なものを飲む必要はありません。また、一口にビールといっても本当にいろいろな種類が世界中にあふれていますので、あのビールの苦味がイヤ!という方も、このヴァイツェンのような少し違った味に出会えれば、ビールに対する意識も変わるかもしれませんよね!
まずは、ぜひこの機会にヴァイツェンを試してみてはいかがでしょうか。もし気に入ったなら、お友達にオススメするのもありかもしれませんね!
それでは、今回はこのあたりで。