バスペールエール-英国伝統♪エールビール飲むならまずこれ!

みなさん、ペールエールと聞いてどんな種類を思い浮かべますでしょうか?アンバーエール、IPA(インディア・ペールエール)などさまざまなタイプがありますが、イギリス生まれのバス・ペールエールも忘れてはいけません!

19世紀に作られ始め、今もなお愛され続けているこのバスペールエール。今回はそんな歴史あるビールについて少しのぞいてみましょう!

ペールエールって何だっけ?


ペールエールについてはもう知っているよ!という方、ここは飛ばしてください(笑)

以前調べたけどちょっとあいまいかもという方はココでおさらいしておきましょう♪

エールビールの一種

エールビールとは、上面発酵するタイプの酵母を使ったビールのこと。上面発酵とは、発酵し終わったビール酵母が表面にたまることを言います。

このタイプのビールは、日本国内で多く飲まれているビールとは違い、ほどよい苦味とともにフルーティな香りがすることが特徴です。

ペールエールもこのエールビールの仲間ということを覚えておきましょう!

ちなみに、日本を含め世界中のビールの大半が下面発酵するタイプ(ラガー)のビールで、キレのよい苦味とまろやかな口当たりが特徴ですね。

ペール(淡い)と呼ばれる理由は麦芽にあり

なぜペール(淡い)と呼ばれるかというと、使われている麦芽(モルト)が淡い色の麦芽をだからなんです。

ビールの色は、使う麦芽に左右されることが多く、淡い色の麦芽を使えば淡い色のビールが、濃い色の麦芽を使えば濃い色のビールが生まれるわけなんです。

ちまたでよく聞く白ビールやら黒ビールなんかもこの麦芽の使い方で表現されていたりするそうですよ!

19世紀から始まったバスペールエール


さて、ペールエールが何かが分かったところで、本題のバス・ペールエールについてみていきましょう!

良質な土地が生んだ伝統ビール!

ペールエールが生まれる前、イギリスで多く飲まれていたのは実は濃いタイプのビールだったそうです。そんな中登場したペールエールで有名なのは、バートン・オン・トレントという土地です。

ここの水質がペールエールとぴったりだったらしく、またたく間に有名になっていきました。

そして、当時ウィリアム・バスという人物が、ここにある醸造所で作ったペールエールを「バス・ペールエール(Bass Pale Ale)」と呼んだのが始まりだったのです。

赤い三角印がトレードマーク!

バスペールエールといえば、赤い三角マーク。1855年にそのトレードマークを英国政府に登録して以来、この三角マークはずっと残っているんです。計算してみると、160年前!なんか深い歴史を感じますね!

しかも、そのトレードマークの登録はイギリスで初だったらしく、当時からブランディングに力を入れていたバスは、従業員をなんとニューイヤー・イブから登録所に並ばせ、元旦のオープンと同時に登録させた、というエピソードがあるほどでした。

芳醇な香りとすっきりした口当たり

もちろん、当時からその味は人気で、わりとクセがあるとされているペールエールでも、バス・ペールエールは芳醇な香りとすっきりした味わいが人気を呼んだそうです。

日本だとどこで買えるの?


日本でアサヒビールが輸入代理店となっているようです。輸入していただいて万々歳!と言いたいところですが、実際どこで売っているのかよく分かりませんよね…。コンビニでも見たことないし。

ですが、安心してください!今の時代、通販サイトで何でも買えちゃう時代です!

[Amazon商品情報のページはこちらへ](http://www.amazon.co.jp/BASS-PALE-ALE-%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB-355ml%E7%93%B6%C3%9724%E6%9C%AC/dp/B001TOEMXM)

また、アサヒ海外ブランドが飲めるお店をアサヒビールが紹介していますので、こちらも参考にしてみてください!

[「海外ブランドビール」が飲めるお店のページはこちらへ](http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/worldbeer/bar_rest/)

たとえば、英国風バーとして有名なHUBでも飲むことができますよ!

おわりに


皆さん、いかがだったでしょうか?ビールひとつとっても永い歴史があり、先人のいろんな知恵が詰まっているんですね。

ぜひこの機会に、このバス・ペールエールを飲んでみてください!そしてこの記事を読んだあなたなら、おともだちにちょっとしたウンチクも言えちゃうかも?!

それでは今回はこのあたりで。またの機会にお会いしましょう!

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